デッサンの癖 落書き論

私は絵の書き方を学んだ事はない
学校の美術の時間ですらも課題を未完成で提出する程に学んで来なかった
なので完全な自己流だ。

最近イラストを描くのにスマホの画像を見ながら描いている、過去の作品は画像を見ず記憶を頼りに描いているだけだった
過去作品より上達したように見えるのは画像を参考しながら描いているからである
過去作品は明らかに 首が長い
比較対象が有ることでどこがどう違うのかの確認精度が向上したのだ
そして何度か描いていくうちに いくつか似せて描くポイントを掴んできたというのが大きい

昔は 目から描き始めていたがこれが間違っていた
、顔型から描き始めた方が良い
目から描いた場合はどんなに慎重にいっても最終的に目が大きくなり過ぎる、これは顔型から描かなければ修正出来なかった。

描き方としては
①顔型②頭の型③耳の位置④各パーツの配置を決める十字のバランス線⑤目眉鼻口⑥髪型
の順がバランス良く描くポイントだと感じた

結局は「骨型」こそが似せる最大のポイントだったのだ

がしかし私は鉛筆で下書きするのが面倒なので
主にメモ用紙にボールペンで一発描きしている為にその順番で描いていない
①顔型②口鼻目眉③髪型④耳 の順だ
線を消せないから 最も大事な頭の骨格、そして各パーツの配置を決める十字の線を描いていない
その為に
何となく頭の大きさが似ていない
目の左右位置に若干歪みが出ている
この辺の原因だ
これではいつまで経ってもそっくりレベルなイラストには仕上げられないだろう
デッサンの狂いは下書きで修正しておかないと
本番で御直し出来ないのだ。

ただ完璧なトレースでないからこそ出る絵の癖が 他人とは違う個性と味が出て
それはそれでイラストとしての良さでもある

これが私の落書き術である。