欅坂 不協和音

不協和音 の魅力
それは
平手の魂を削るダンスである事に間違いはない

この曲は欅坂におけるターニングポイントだろう
発表当初サイレントマジョリティー程のインパクトはなかった 二人セゾン程のトキメキもなく 世界には愛しかない程の切なさもない
あるのは拒絶だ
平手は 僕は嫌だ と叫び天を仰ぎ一心不乱に踊り
最後に視線を突き刺してくる
それはアイドルとして求められた物 全てに対しての平手からのアンサーであり
この曲こそが平手を解き放った切っ掛けで
センター平手 欅坂の真の姿である。

この曲程にファンが求めてやまない曲はないだろう
風に吹かれても アンビバレントも良いが
何度聴いても 何度見ても色褪せないのは
不協和音をおいて他にはない

ただこの曲には欅坂として欠かせない面子が居る
それは平手 鈴本 志田 菅井
この曲の当事者である
欅坂が欅坂足る存在 四人だ

何が当事者かと言うと
センター平手は この曲そのもので
2017紅白で平手とリンクし倒れた二人と
代理でセンターをつとめ魂を込めたからだ
この面子が欠けたならば物語は変わってしまう
代役は居ない

他のメンバーも魅力的だが曲との繋がりが薄い

すでに志田が欠けて 鈴本も卒業が噂されている
菅井はオタ切りの舞台に送られた
アイデンティティーは失われている
欅坂の解体はもう始まっているのだ

菅井の もう少しだけ欅坂を好きで居て欲しい
と言う言葉は 欅坂としての時間に限りがあるという事の裏付けだと受けとって良いだろう

1ファンとして もう少し欅坂を愛で その最後を見守りたいと思う

欅坂がなくなるなんて ほくわぁイヤたっ★

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