バックナイフ110

f:id:negotohitorigoto73:20220130162931j:plain

ナイフ好きでなくても その形を知っている
世界で一番売れた折り畳み式ナイフ
バック110

このナイフが折り畳み式の元祖で
非常にシンプルで頑丈なロック機構の
ロックバック式を採用している
こぞって模倣品が溢れて市場が活性化し
ナイフメーカー生存競争の中で現在の多種多様な最新折り畳み式ナイフの進化へと繋がったのである、
現在の コンプレッションロック ライナーロック フレームロック アクシスロック トライアドロック XRロック と多種のロック方式が産まれたのも
このロックバックあってこそであり
その功績は計り知れない。

私もそうであるが
何となく手に入れたいナイフ
一つは持っていたいナイフ の代表でもある。

初ナイフを選ぶ時は、おそらく現代の最新ナイフが最初に手に入れるナイフになるので、このナイフを入門用として選ぶ人は少数派にはなるだろうが、きっとどこかのタイミングでその魅力に気付き一本入手するであろう。

このナイフの一番の魅力は
その造形の美しさ
に尽きる。

現在も鋼材とグリップ材をアップデートしながら形はそのままで製造され続けている事も、いかにその造形に非の打ち所がないのかの証明でもある。

デメリットは 現代の最新ナイフと比べると使い難い
サムスタッドがないサムホールもない
ブレードをオープンする時に 爪が割れるのだ
私は爪が割れやすいの!
何かとポケットをまさぐるアウトドアで割れた爪がとにかく引っ掛かる。

ブレードをクローズする時にロックバックを右手親指で押し込み 刃を左手親指と人差し指で摘まみ折り曲げる この両手が必要な固い操作感
(ロックバック方式全般的に)
と言う事で私はロックバック方式を使わない
もうアクシスかXRしか使わない。
(ライナーロックは指を切りそうでいまいち好きではなく、次は未体験のコンプレッション方式の入手を予定している)

私はナイフオタクではない
実用目的の延長線上で所持本数が増えて自分の好みや 使用感や知識を得ただけの あくまで私見で語っているだけなので記事を見た人が
「フーンそぉなんだぁ(゜-゜) 」
程度の感想だったとしても構わない、何となくネタを作りブログを更新しているだけである。

ただ これからバック110の購入を検討していて
レビュー検索でこの記事を見た 爪が割れやすい方への良い参考になったのではないかと思う。

最後に
バック110 は実用目的ではなく
鑑賞目的であれば
存分にその造形美を楽しめるであろう。